8時30分出発。天気予報ではローマ最高気温11度・最低気温3度とのことで日本と変わらない感じだ。
ドライバーはナポリ出身のジョゼッペさん。5日間私たちと行動を共にしてくれる。


 A1(国道1号線)をカゼルタまで3時間ほど南下する。 この道路はイタリア最南端まで常に太陽に向かって走るので「太陽の高速道路」とも言われているそうだ

走り出してから10分ほどで、ものすごい霧に包まれてしまい道路以外何も見えない。しばらくして、右側前方にぼんやりと太陽が見えてきたと思ったら、あっという間に霧がはれてしまった。

 あたりはのどかな田園風景で、ところどころに果樹園のようなものが見えるがやはりブドウ畑だった。イタリアでは、ワインは宗教上でもなくてはならないもので値段は水と一緒ぐらい。運転時でも1杯のワインは許可されているそうだから国が変われば・・・だ。

 またイタリアの国土は日本の8割ほどで、北海道を除いた位の広さとのこと。長さ約1,138km、幅は一番広いところが約515kmで、全体の3分の2が山岳地帯だ。ちなみに、ローマの緯度は函館と同じ位だが暖流の影響で暖かい。

いつものことだけど、旅立つ前の事前学習が何もできていない。パラッとガイドブックを読んだ程度で、それもパスポートや貴重品は盗られないように管理とかの注意事項ばかりに集中して時間切れ。なので説明されること全てが新鮮だ。

 そうそう、今回の南イタリアツアーは「6つの世界遺産を訪問」とういうもの。参加者26名で日本から添乗員さんが同行している。食事も全部付いているので海外旅行初心者?でも安心だし、なんといっても値段が安かったのでこれに決めた。

その後ものどかな風景が続いているが、ところどころの丘陵地帯にも多くの家が建っていた。マラリヤ予防や敵から身を守る為に、昔は山の上に住むことが多かったようだ。ちなみに、マラ=悪い リア=空気 だそう。国道沿いの雑木林には少しだが名残の紅葉も残っている。もう少し早い時期だったらさぞかし綺麗だったに違いない。
添乗員さんが時々説明をしてくれる意外バスの中は静かだ。皆寝てしまっているのだろうか?

 これから向かう「カゼルタの王宮」はスペイン・ブルボン家のカルロ3世が建て始めた宮殿で、ベルサイユ宮殿を模して作られた。カルロ3世のお祖父さんがルイ14世とのこと。
ところが、建設途中でお兄さんが亡くなってしまったので、カルロ3世はスペインの王になり、カゼルタの王宮建設は弟のフェルナンド4世に引き継がれた。

部屋数は1200室5階建てで、イタリアが統一された1861年まで使われていたそうだ。添乗員のMさんは本当によく説明してくれるが、とても全部はメモしきれず、聞くそばから忘れてしまうこの頭が情けない。休憩時にMさんに聞いてみたら、ヨーロッパ専門ということで英語・スペイン語が話せるそうだから、すごいな〜と感心!

相変わらず道路はまっすぐで霧は出たり引っ込んだりと忙しい。11時にカゼルタの町に入ったが、さすがに車が多く埃にまみれた車や傷の付いた車も多い。それにしても、一方通行の道路なのに車は両側に停まっているし、駐車間隔が50センチあればいいほうなので、すごいテクニック?と感心してしまう。イタリアでは万が一車をぶつけてもお互い様だそうだ。さすが!?

 予定より早く着いたので、昼食前にカゼルタで一番賑やかな商店街を少し散歩した。バッグや靴・洋品などのこじんまりした店が立ち並ぶが、どこにも大きな看板などは一切なく、とても落ち着いた街並みだ。
クリスマス前なのに、装飾的なものもほとんどないのには驚いた。ツリーやサンタクロース、クリスマスソングがあふれているのは日本だけなのだろうか。それと街を歩いている人はとてもおしゃれで、特にシニアが素敵なのに感心した。

ところで、イタリア人は陽気というイメージだが、レストランやホテルでは「いらっしゃいませ」の声も無いし、にこりともしないからこれにはびっくり!できれば働きたくないという気持ちが態度に出てしまうのだろうか?
お客第一の日本との違いを感じてしまう。

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南イタリアたび日記

2005/12/16(金)
   (2日目) 
その1

<ローマ〜カゼルタ>

  昼食
「ひよこ豆とパスタのスープ」
具だくさんでびっくり!

エスプレッソを頼んだら
どろっとした液体が・・・
ものすごく苦い!
とても綺麗な案内地図
落ち着いた雰囲気の
カゼルタ