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仏像FAQ |
よくある質問と回答です。また、仏像に関する逸話や、面白いエピソードなどを紹介します。 |
Q.お彼岸とはどういう意味ですか? | Q.仏像はなぜ作られるようになったのですか? |
A.
彼岸とは、私たちのいる此岸(しがん)に対する、仏の世界のことで、正式には「到彼岸」といいます。私たちの住む迷い多い此岸から、煩悩の川を渡り越えて到達する仏の世界のことです。この日はちょうど太陽が真東から昇り、真西に落ちることから、西方の十万億土の地にあるとされる極楽浄土を偲んで、春秋のお彼岸に此岸の現実を反省し、彼岸の仏様をあがめる習慣になりました。通常は春分秋分の前後3日の7日間をいいます。 |
A.
仏教は紀元前5世紀頃に釈迦が悟りを開き、その教えを広めたことにより始まりました。当初はあまりに尊大な釈迦のモデルを型どることはありませんでした。時がたち、紀元1世紀後半、次第に釈迦の教えを伝えることが困難になってきてはじめて、仏像という礼拝の対象を作るようになったといわれています。 |
Q.脇侍、眷属とは何ですか? | Q.x面y目z臂とはどういう意味ですか? |
A.
脇侍(きょうじ、わきじ)とは、如来の両側に立つ菩薩のことで、如来が衆生を救おうとするのを助け、人々を導く役割を果たしています。 |
A.
xの顔、yの目、zの手を持つという意味です。x、y、zはそれぞれ数字が入ります。仏像の種類を見分ける上では、非常に重要な判断材料になりますが、必ずしも一定しているわけではありません。 |
Q.あみだくじは仏像と関係あるの? | Q.修羅場(しゅらば)とはどんなところ? |
A.
あみだくじは、昔は放射線状の線を引いて作っていたそうです。その放射線状の線が阿弥陀仏の光背(→基本形<光背>参照)に似ていることから、この名前がつきました。 |
A.
修羅とは「阿修羅」の略で、いわゆる六道のひとつです。阿修羅は闘争の世界です。帝釈天と戦う悪神の阿修羅(八部衆→その他の部参照)の住む世界です。このような闘争の場を「修羅場」と言うようになりました。 |
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